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あなたの個性はママの宝物

3 子どもの絶大なるエネルギー

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わが家の3人の息子ちゃん。3人とも面白いくらいに性格が違います。​


毎日様々な表情を見せてくれる子ども達。最近では1日の半分くらいは兄弟ゲンカばかりしていますが(汗)、子ども達が元気に飛び回っている楽しそうな姿は見ていて本当に飽きることがなく、私自身も楽しく元気になってしまいます (^-^)

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さて、では本題に入ろうと思います。時は少しさかのぼりますが・・・

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実は、私は子どもを産む前、とっても神経質でマイナス思考な人間でした。

まだ起こってもいない先の事ばかりを考え込み、心配してドヨ~んと暗くなってみたり、事あるごとにいつもクヨクヨ悩んでばかり。

長男君を産んでからは、初めての育児をどの様にしたら良いのかが分からず、様々な不安から産前以上に気持ちがナーバスになり、主人に色々当り散らしたことも多々あります。


なかなかスムーズにいかない子育てに、気疲れしてしまうこともよくありました。



しかし赤ちゃんは、ママが気持ちの落ち込みを回復させるまでなんていちいち待ってはくれません。お腹がすけば泣き出すし、オムツが気持ち悪ければまた泣く。寂しくなるとさらに大きな声で泣きじゃくる。


大人の都合は一切通用しないのだということを、長男君を育てながら実感しました。親がどんな状況であろうと、しっかりお世話をしてあげなければ赤ちゃんは何もできないのです。


そんな頼りない・愛おしいわが子を見ていて、「ああ、この子は私がいないと生きていけないんだ。自分の気持ちや都合ばかり考えていてはダメなんだな」と強く感じました。




それからあっという間に数年が経ち、現在わが家は子どもが3人になりましたが(女の子もほしい~!笑)、3人の息子ちゃん達の存在は私に、大人同士の交流だけでは気づくことができない大切なことをたくさん教えてくれます。

子どもってね、本当に心が素直でクリアなんです。ストレートなんです。そして瞳の奥が、とっても澄んでいてキレイなんですよ~。


私はこんな大人であるにも関わらず、子ども達から学んでいることが本当にたくさんあります。

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例えば私が、その時の気分的な感情をむき出しにして怒っていると、それを察知したわが子達は私を気遣うように「ママ、どっか痛いの?」「ママ、大丈夫?」と、優しい声をかけてきてくれます。


そこで、「ああ、自分はなんでこんな小さな子どもに気を遣わせているんだろう」と、私自身の身勝手な一面に気づかされるのです。

それから「子は親の鏡」とはよく言ったもので、親がイライラしその態度をあからさまにさらけ出せば、子ども達も面白いように同じような言動をするようになってきます。


その姿を見て、日頃の自分自身の浅はかな言動を反省するのです。


・・・そうそう、こんな出来事もありました。


わが子達を叱った時、それがいくら正当な理由だったとはいえ、大人っていつまでも怒りの感情を沈めることができずに、ダラダラと子どもに対して冷たく接してしまうことってありますよね。


だけど子どもってね、それがないんですよね~。

たま~に、叱られた理由がきちんと理解できていない場合もあるのですが (笑)、それ以前に子ども達って、気持ちをパッと切り替えて物事にいちいちクヨクヨしない前向きな力を持っているんですよね。


今さっき怒られたばかりなのに、そんなことまるでなかったかのように「ママ、これやって遊ぼうよ~!」なんてニコニコしてこられた日には、(こいつ、ほんとに分かってんのか?)なんて思いながらも、いつまでもイライラを引きずってドンヨリしている自分が、なんだかバカらしくなってくるのです (笑)

子どものパワーって、本当にすごいです!


そんな感じでわが子と一緒に過ごしているうち、マイナス思考寄りだった私の心は少しずつ変化していき、現在の元気ハツラツな私へと変わっていったのであります。


もちろん、大人同士の交流の中から学ばせていただくことも多々ありますが、子ども達の汚れのない「純粋な魂」と接して得るものは、私にとって本当に大きな学びに繋がっているように感じています。


結婚してはや13年。辛い出来事もたくさんありましたが、わが子達の存在があったおかげで、強い心を持って乗り越えてくる事ができました。

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これからもっともっと大きく、たくましくなっていく我が子達。この子達を心の広い、そして明るく前向きな人間に育てていくためには、まずは親である私自身がそのお手本を見せてあげられるような人間になっていくことが大切なのですよね。

「子どもは、育ててくれる親を自ら選んで生まれてくる」と言われています。

この広い宇宙の中で、「この親に育ててほしい」と生まれてきてくれたわが子達。これはどのご家庭にも言えることだと思いますが、私達親はこの世に生命を誕生させた1責任者として、子ども達に恥じないような生き方や子育てをしていきたいですね。


わが子を育てていく中で、この先決して楽なことばかりではないと思いますが、この世で我が子にめぐり合えたことに感謝し、大きな愛情をもって健やかに育てていきたいなと思います。

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