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あなたの個性はママの宝物
8 長男くんの個性 起立性低血圧症 2

さて、パート1では起立性低血圧症の簡単な説明をさせていただきましたが、今回はわが家の長男君が現在、実際に置かれている状況について話をしていきたいと思います。
実は、私自身もこの様な症例があることを知らず、今回長男君が検査を受けたことで、はじめて自分の子どもにこういった体質があることを認識しました。
・・・今思えば長男君は、現在ほど深刻ではありませんでしたが、小学生の頃からすでに上記のような症状が度々出ていたような気がします。
昔から朝はだいたいスッキリと起きられず、起きたとしてもしばらくは体がテキパキ動かず、登校ギリギリまで体調が悪いとグズグズしていたり・・・
出先から真っ青な顔で家に帰ってきて、その後はしばらく体調が悪かったり。外出先でしょっちゅう気分が悪くなり、ひどいと道端で吐いたり、腹痛が治まらずに、たまたま長男君が駆け寄った近所の知人から連絡をもらって迎えに行ったり・・・
説明にもありましたが、この症例は午前中や起きた際特に症状が重く、午後になると比較的元気そうに見えることから、親の私自身も、恥ずかしながらこの子の症状になかなか気づかずにこの年まで来てしまった、という状況です(汗)
また病院の先生がおっしゃるには、現在長男君は中学生になり成長期と重なることで、体の成長に反して血液の循環や神経系統の活動が追いつかなくなり、普通の低血圧の方よりもさらに症状が重く辛いのだそうです。
お腹が頻繁に痛かったのも、食後、本来なら血液が腸へと流れ活発に動くことで便意がもたらされるところが、長男君の場合は、その循環する血液自体がスムーズに行き届かないため腸が活動できずに便がどんどん溜まっていってしまうのだそうです。